ママ薬剤師が時短勤務からフルタイム勤務に切り替えるタイミングはいつ?その理由は?

ママ薬剤師の働き方

ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えるタイミングはいつ?その理由は?

ママ薬剤師にとって、育休明けの時短勤務制度は非常に助かる制度です。でも、時短勤務からフルタイム勤務へ切り替えるタイミングって悩みませんか?

この記事では、

  • ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えるタイミングはいつ?
  • ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えた理由は?

をご紹介します。

時短勤務中は給料が減らされることもあり、家計にもかなり痛手ですよね。

時短勤務からフルタイム勤務に戻った時の私のリアルな給料も暴露していますので、切り替えのタイミングに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えるタイミングはいつ?

ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えるタイミングは、子供が3歳になる時です。

育児・介護休業法で認められているのが、3歳未満の子どもがいる場合の時短勤務制度です。そのため、時短勤務は子供が3歳になるまでと就業規則で決めている会社が多いです。

正社員で働くママさんたちは3歳のタイミングでフルタイムに切り替えるか、パート勤務へ雇用形態を変更するか、転職するかを選ぶことになります。

私の場合には、最初にフルタイム正社員で入社した会社が小学校に入るまで時短勤務可能でした。途中で子供の病気などで一度退職してしまったので、結局その制度を使うことはできませんでしたが、小学1年生まで時短勤務できるのはかなり働くママにとって嬉しい制度でした。

ただ、ほかのママ薬剤師さんの話を聞いても3歳までしか時短勤務できない会社が多いです。そのため、ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えるタイミングは子供が3歳になったらというのがママ薬剤師では多いと思います。

ママ薬剤師が時短勤務からフルタイムに切り替えた理由は?

私が時短勤務のパート薬剤師からフルタイム正社員に切り替えた理由は、子供達が熱を出さなくなってきたからでした。

特に下の子は、育休復帰から3歳くらいまではよく熱を出していました。発熱が続いて週に3日くらい休みをもらうこともありました。そんなすぐに熱を出す下の子が、幼稚園の時はほとんど熱を出さなくなりました。これならフルタイムで復帰しても大丈夫だと思えたので、フルタイム復帰を決めました。

子供達が小さい時には、先輩ママ薬剤師さんたちに「3歳超えたら熱出す頻度が減るからそれまで頑張って」と言われていました。0-3歳までは「そんな日が本当にやってくるの?」と半信半疑でしたが、確かに3歳超えてからぱったり急な発熱が減りました。

発熱が減ったのは、子供自体も体力や免疫力がついてきたからだと思います。1歳の時には毎週のように熱を出していたのが、3歳の年には年に2回に減っていました。そこで、私は子供達が熱を出しにくくなってきたタイミングで、フルタイム正社員へ復帰することに決めました。

ママ薬剤師が時短勤務とフルタイムで変わるのはここ!

ママ薬剤師が、時短勤務からフルタイムになって変わることを紹介していきますね。

帰宅時間が遅くなるので、寝る前の時間が圧倒的に少ない

時短勤務とフルタイムが1番大きく変わるのは退社時間です。

時短勤務だと、16時には退社できていても、フルタイムだと退社が18時以降になることがあります。

フルタイムママ薬剤師の場合には、18時に退社できればましな方かもしれませんね。

実際に、私の今の退社時間は余裕で18時超えています。ただ、保育園が19:30に閉園してしまうので、それに間に合うように退社させてもらっています。それでも、保育園に19:30に子供を迎えに行って、帰宅する頃には20時を超えていることが多いです。

そこからご飯を食べて、お風呂に入ると、すぐに21時をすぎてしまいます。遅い時には22時以降にやっと子供たちが寝ることもあります。

時短勤務の時には16時に退社できていたので、退社まで2時間以上の差ができています。

毎日子供たちは「疲れた」「眠い」と言っています。とにかく帰宅時間が遅くなるのが、子供たちにとっても私にとっても負担となっています。20時からは分刻みのスケジュールで、平日は子供たちとのゆっくりできる時間はほぼ取れていません。

時短勤務とフルタイム勤務では休みの取りやすさも違う

時短勤務とフルタイム勤務では、有給などお休みの取りやすさも違います。これには個人差があるかもしれませんが、圧倒的な取りにくさを感じています。

薬局ではギリギリの人数で回している店舗も多く、私が働く店舗もフルタイム薬剤師2人で回しています。

時短勤務の時には少し人数的な余裕がある店舗に配属されていましたが、フルタイム勤務になってからは「1人」と数えられて人員ギリギリのところで働いています。

人数がギリギリで余裕がないので、有給は全く取れません。子供の授業参観もお昼休みに中抜けして行っています。学校のPTAにも参加する暇がありません。

時短勤務の時は、1人カウントではなく、0.5人くらいにカウントされていたので、もしお休みをもらうことになっても店舗がまわっていました。でも、フルタイム勤務になってからは1人カウントになって、有給は全く使えなくなりました。

フルタイムの勤務になり、平日の子供の行事に満足に参加できなくなったことが1番困っています。この前の授業参観もお昼に中抜けして行ったので、移動に往復45分かかり、15分だけしか見ることができませんでした。

時短勤務とフルタイム勤務では給料はどう違う?

時短勤務の時には8時間勤務が6時間勤務なっていたので、単純に月収が4/3に減らされていました。当時の税金を引かれた手取り月収が20万くらいだったので、時短勤務の間の給料は15万円前後でした。

時短勤務だと残業もないので、残業代は0円

育休復帰してすぐは子供の病気で有給もすぐになくなってしまうので、有給がなくなったら欠勤扱いとなり、手取りが10万円くらいだった時もあります。もちろん、休んでも保育園代は変わらずかかるので、保育園代を引いたら、残りが数万円しかなかった月もあります。

給料明細を見ながら、何のために働いているんだろう・・・と辛い気持ちになったこともあります。

産後や育休明けの復職(復帰)で時短勤務からフルタイム勤務でつらかったことは?【私の場合】

私が産後や育休明けの時短勤務からフルタイム勤務にして、1番辛かったのは子供たちとの時間が取れなくなったことです。

夕方の2時間はかなり大きく、夕食から寝るまでの時間が1〜1.5時間くらいしかないので、毎日こなすだけになり、子供たちとゆっくり話す時間は取れなくなりました。

時短勤務の時も忙しいと思っていましたが、フルタイム勤務にしてからは、さらに忙しくなりました。子供たちも疲れ果てて、コタツで寝落ちしてしまうことが増えました。

子供たちも私も慢性寝不足になってしまって、毎朝起きるのが辛く、子供も私も口癖が「眠い」になりました。子供たちも一杯一杯なので、前よりも少し笑顔が減ったように感じています。

子供がいない時にはフルタイムで働いても、自分のことだけだったので、本当に楽でした。寝るのが遅くなろうが、翌日眠かろうが気力でどうにかなっていたところも多いです。現在は、子供たちにかなり頑張ってもらわないとフルタイム勤務はうまくいきません。

子供たちの協力があって初めて、どうにかこうにかギリギリ綱渡りでフルタイム勤務ができています。頑張ってくれる子供たちに毎日「ママと一緒に頑張ってくれてありがとう」と感謝を伝えています。

まとめ

ママ薬剤師が時短勤務からフルタイム勤務に切り替えるタイミングで圧倒的に多いのが子供が3歳になった時です。

私は、子供たちがまだ熱をよく出す頃は時短勤務にして、熱を出さなくなってきたタイミングでフルタイム勤務に切り替えました。

ただ、フルタイム勤務にしてからは、毎日バタバタと暮らしていて、子供たちとのゆっくりした時間はほぼ取れなくなってしまいました。まだまだ小さい子供たちにもかなり負担をかけてフルタイムで働いている状況です。

フルタイム勤務にしてからも、本当にフルタイム勤務に戻して良かったのだろうか?自分の都合で子供たちを振り回しているんじゃなか?と悩む日々は続いています。

働くママ薬剤師にとって、仕事と子育ての両立は永遠の課題ですね。今度もフルタイム勤務と子育ての両立のために、子供たちと試行錯誤していきたいと思います。

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